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トトロ だいえっと日記

トトロ だいえっと日記

おすすめ 音楽本 音楽学編

音楽学の本は多種多様出版されているが、ここでは私の独断と偏見?による分類でご紹介する。



音楽史
はじめての音楽史古代ギリシャから現代音楽まで、幅広く音楽の歴史を網羅したもの。初学者にお勧め。
ピアニスト必読の書
ピアノ演奏芸術ピアノ演奏芸術
ブーニンのおじいさんであるネイガウスの遺した、ピアニスト必読の書。長らく絶版状態が続いていたが、近年改定新訳版が出版された。

ピアノ奏法の基礎中村紘子氏がニューヨーク・ジュリアード音楽院で師事した、ロジーナ・レヴィン夫人の夫である、ジョセフ・レヴィンがアメリカの音楽雑誌に連載した、若いピアニストへの助言をまとめたもの。19世紀のロシアのピアニズムのエッセンスが詰まった貴重な書物。
バッハ
日本のバッハ研究の大家は武蔵野音大教授だった市田儀一郎氏と、東京藝術大学教授の鈴木雅明氏である。まず、市田氏による研究書をご紹介する。
バッハ平均律クラヴィーア(1)解釈と演奏法/市田儀一郎著
バッハ平均律クラヴィーア(2)解釈と演奏法/市田儀一郎著    ・..

次に、バッハ・コレギウムジャパンの主催者である、鈴木氏の研究書をご紹介する。
わが魂の安息、おおバッハよ!

いずれも大人向けであるので、中学生くらいから読めるものとして、もう1冊紹介する。東京音大助教授の村上隆氏による、ピアノ教師バッハも読みやすくてお勧めである。

ショパン
弟子から見たショパン増補・改訂版弟子から見たショパン増補・改訂版弟子から見たショパン増補・改訂版 残念ながら初版時に売れず、絶版となってしまったが、昨年ようやく増補・改訂版が出版された。ショパンの弟子の証言とショパンのピアノメトードの草稿を掲載して、そのピアニズムを明かした書物。
ショパンのピアニスムショパンのピアニスム一次史料に立ち返って、ショパンのピアニズムを研究した書物。弟子から見たショパンも参考資料としているので、ショパンの研究本の中ではイチオシできる書物。
ショパン全曲解説ショパン全曲解説公開講座で活躍されている、下田氏によるショパンの全曲解説書。演奏・鑑賞に必携!
パリのヴィルトゥオーゾたちパリのヴィルトゥオーゾたち19世紀のロシア外交官による手稿。ショパンとリストにピアノを師事するというなんともうらやましい経験をもつ彼が描いた、非常に興味深い書物。


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